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ハードによる違い

SFC版のセーブデータに関するあれこれ

このページの内容はSFC版のみの要素です

「お気の毒ですが…」

SFCの電源を入れたとき、不気味な音楽とともに「お気の毒ですが 冒険の書○は消えました。」と出るときほど恐ろしいものはない。それまでの苦労が水の泡になり、かけてきた時間も無に帰す。これでドラクエ6を投げ出した人は多いのではないだろうか。

ここでは冒険の書がなぜ消えるのか、少しでも消えにくくするにはどうすればよいのかをまとめる。

なぜ冒険の書は消えるのか

電源を入れてゲームが起動すると、プログラムが冒険の書(セーブデータ)のチェックを行う。このチェックで破損していると判断されたデータは、そのまま削除される。そのときに出るのが「お気の毒ですが…」の表示だ。

破損していないデータを誤って「破損している」と判断されたチェックエラーの場合は、「お気の毒ですが…」が表示される前に電源を落とせば削除されずに済むことがある。あくまで可能性の話で、必ず助かるわけではない。
本当に破損している場合は、どうあがいても復活しない。

カセットへのショック

カセットROMは精密機器だ。落としたり物がぶつかったりといったショックで、簡単に冒険の書が消えることがある。取り扱いには気をつけたい。

内蔵のボタン電池

SFCカセットのセーブデータは、カセット内部のボタン電池から電源をもらって保持されている。PSのメモリーカードは電池の要らないフラッシュメモリなので、その点は消えにくい。

この電池が故障や電池切れで使えなくなると、セーブしてもすぐにデータが消えてしまう。以前はメーカーによる電池交換のサポートを受けられたが、現在は終了している。電池切れでセーブできなくなったら、自力で修理するか別の版で遊ぶしかない。

冒険の書を消えにくくするには

はじめに断っておくと、ここで挙げるのは消える確率を減らすための予防策であって、確実に防ぐ方法ではない。

(1)カセットにショックを与えない

些細なショックでも消える可能性がある。「友達の家で遊ぶからカセットを持ち出す」ようなことは、できるだけ避けたい。運ぶときはどんなに気をつけても微妙なショックが加わる。

(2)クリアまで本体に挿しっぱなしにする

(1)に関連して、カセットを抜き差しするときにも少なからずショックが加わる。加えてSFCは、カセットを入れ替えたあとに電源を入れてもゲームが起動しないことがよくある。挿し直して電源を入れ直す作業を繰り返しているうちに冒険の書が消えることもある。一度挿したら、クリアまでそのままにしておこう。

(3)クリアまでなるべく毎日遊ぶ

筆者の経験では、1か月ほど遊ばずに置いてから久しぶりに起動すると冒険の書が消える。長く間を空けるほど消える可能性が高まる。毎日必ず遊べという話ではなく、長期間の空白を作らないようにしたい、という意味だ。

(4)保管に気をつける

クリア後も、苦労して育てたデータは残しておきたいもの。クリア前でもやむを得ず長く遊べないときは、保管方法に気を配りたい。

理想はカセットの箱に入れて、棚の中など外からの衝撃がほとんど無い場所に置くこと。中古品で箱が無いなら、100円ショップで売っているMDボックスやCDボックスのようなプラスチックケースでよい。埃を防ぐことと衝撃を防ぐことが目的だ。金属部に埃がついたまま電源を入れると、接触不良でセーブデータが消えることがある。裸のまま平積みにするのは避けよう。

気をつけていれば案外データは消えない。よく消える人ほど、カセットの扱いが乱暴だったりする。心当たりがあるなら、この機会に扱い方を見直してほしい。

消えない環境で遊びたい

SFCカセット全般に言えることだが、カセットROMのバックアップはいつ消えてもおかしくない。近い将来、電池切れでセーブできなくなることも十分にある。選択肢は3つある。

別の版で遊ぶ

いちばん確実な方法。スマホ版もDS版も、セーブデータが消えるようなことはまず起こらない。 細かい部分はSFC版と違うが、シナリオとシステムは同じだ。何が変わっているかはSFC版とDS版の違いスマホ版の違いにまとめてある。

スマホ版ならクラウド同期があるので、機種変更で端末を乗り換えても冒険の書を引き継げる。消える心配をしたくないなら、いまはこれがいちばん安心だろう。

SFC用の外付けバックアップメモリーを使う

マニアックなゲーム専門店でないと手に入らないうえ、SFC自体が廃れている今となっては、入手は至難の業だろう。

エミュレータを使う

「DSリメイク版には無い魅力がSFC版にはある」と、どうしてもSFC版で遊びたい場合の最終手段。エミュレータとは、端的に言えばパソコンなどでSFCのゲームを動かすソフトのこと。

エミュレータには著作権の問題がついて回る。エミュレータそのものに違法性は無いとされているが、ゲームソフトのデータ(ROM)の入手方法によっては違法になる。 2010年1月1日の著作権法改正で違法ファイルのダウンロード自体が違法となったため、ROMファイルを落とせば違法となる可能性が高い。使うなら各自でよく調べたうえで判断してほしい。
当サイトでは、エミュレータやその他改造に関する質問は一切受け付けていない。

エミュで「はぐれのさとり」が手に入らない?

「エミュで遊んでいて、エンディングを最後まで見たのにはぐれのさとりが手に入らない」。そんな経験をした人が意外と多いようだ。

以下は当サイトで確認が取れていない情報。読むときはその前提で。

原因はクイックセーブとクイックロードらしい。「The End」まで見てフラグが立っても、クイックロードするとフラグが消えてしまうようだ。エミュを常用しているとセーブと再開をエミュ側の機能に頼りがちだが、ラストバトルの直前は教会できちんとセーブしておきたい

「The End」を見たあとエミュ側でリセットし、直前にセーブした冒険の書から再開すれば、はぐれのさとりを入手できるはずだ。